おがさわら丸のひみつへ
ポート・・・左舷側、船の左側

スターボード・・・右舷側、船の右側

おもて・・・船の前        バウ・・・船首部

とも・・・船の後ろ         スタン・・・船尾部
  
アヘッド、ゴーヘッ・・・前へ、前進          アスタン・・・後進、バック


チャンバー・・・糧食用の大きな冷蔵庫です。

ベーシン・・・手を洗う流しです。

ポールド・・・丸窓             ストア・・・倉庫

ルーバー・・・船の空調は一括送風なので天井の噴出し口のこれを開け閉めして調節します。

ギャレー・・・調理場、航空機でもこう呼びます。

下船・・・上陸、休暇もしくは退職を表します。

ペン塗り・・・ペンキ塗りです。   

カンカン・・・船体のサビはがし作業。トラックの世界では過積載検問を指しますが。   

れっこ・・・これはよく使います。Let`s Goから来てるようです。開放する、捨てる、行く等の意味があります。船が出るとき船長が”おもてレッコ、ともレッコ”と言うとロープがビットから放されます。”この古い魚どうします?−ああ、レッコレッコ!”ともいいます。覚えて使ってみよう。

かたふる・・・雑談する、話する・・などの意味があります。”おぅ、ちょっと肩振ってけや”の様に使います。

パイロット・・・もともとは海の世界の言葉で”水先案内人”をさします。その海域で船長職歴が3年以上ある人のみ免許資格を得られます。多くは定年退職後の方が就かれるようです。
その航路を知らない外国大型船等に乗り込みその船の船長に代わり進路を指示してゆきます。
帽子にショルダーバッグのじいさんがタグボート、パイロット船からタンカー、貨物船等の大型船へ身軽に飛び移り、ブリッジで英語ペラペラで外国人船員に指示を出し、船長と握手で別れる姿はかっこいいものです。


ほんの少しですが楽しんでいただけましたでしょうか?

車に乗ったときにでも、”デッドスローアスタン!!”と叫びバックギヤを入れて遊んでみてください。ただし、双眼鏡を握って運転しない様。酔います。
どの職業にもその世界の言葉があります。ここでは船用語を少しあつめてみました。
間違ってたらごめんなさい。思いつくままなので順不同です。

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ミニ船用語辞典